突然の入院から手続きまで最初の48時間でやることリスト~ 緊急対応/救急車/入院準備~

こんにちは。今日もブログをお読みいただきありがとうございます!
親や家族に突然の入院や介護が必要になった場合、初めての入院は誰でも不安になるものです。特に、急な体調不良やケガで救急車を呼ぶべきか迷うこともあるでしょう。そんなとき、慌てず対応できるよう、今回は緊急対応から入院手続きまでに焦点を当ててお届けしますね!

目次

1.初めての入院で迷ったら?救急相談窓口を活用しよう

地域によっては「救急相談窓口」が設けられていることをご存知ですか?

救急相談窓口とは?

救急相談窓口は、救急車を呼ぶべきかどうか迷ったときに相談できる窓口です。専門のスタッフが対応し、適切なアドバイスを提供してくれます。親の暮らす地域にこうした窓口が存在するか、事前に確認しておくと安心です。

救急相談窓口がない場合は?

もし、救急相談窓口がない場合でも心配はいりません。各都道府県には「医療情報ネット」というサービスがあります。厚生労働省のホームページには、各都道府県の「医療情報ネット」へのリンクがまとめられているので、そちらを参考にしてください。

モップくん
お住まいの地域の相談窓口の電話番号はスマートフォンに登録しておくのがおススメです!

2.救急車が来たら~救急搬送の基礎知識~


引用:いらすとや

救急車が来たら、まずは救急指定病院に搬送されます。この時点で押さえておくことは

・救急隊員への正確な情報提供(持病、かかりつけ医、服用中の薬、アレルギーなど)
・搬送先の病院名と連絡先の確認
・必要な持ち物の確認(保険証、お薬手帳など)

救急隊員からいろいろと尋ねて来られると思いますので、心配しなくても大丈夫です。分かることをお伝えしましょう。
勤務中に搬送の連絡が入ることもあります。その時は、搬送先の病院がわかったら、できるだけ早くかけつけましょう。

慌てないように、普段から親と話し合って受診や入院に必要な書類一式をすぐに持ち出せるようにまとめておく、あるいは収納する引き出しを決めておくと、いざというときに慌てなくて済みますね。

ひらめいたモップくん
大切な書類は「救急セット」としてまとめておくといいですね。特にお薬手帳と保険証(マイナンバーカード)は必須です!家族で「ここにあるよ」って決めておこう!

3.入院時に保証人って必要?緊急連絡はどうやって決めたらいい?


引用:いらすとや

親が入院することになった場合、保証人の準備が必要になることがあります。ここでは、その重要性や注意点についてお伝えしますね。

保証人は、入院に関する緊急の連絡先や、入院費用の支払い、万が一の際の身柄の引き取りなどを保証する役割を担います。

病院によっては、保証人を2名必要とする場合もあります。保証人を2名求められた場合は、通常、1名は「別世帯」であることが条件とされることが多いです。たとえば、兄弟がいる場合には、誰が保証人として署名するか、家族でしっかり相談して決めると良いでしょう。

「緊急連絡先」を別途求められることもあります。

たとえば入院中は親の容態が急変することも考えられます。その際、病院から頻繁に連絡が入ることもありますので、緊急連絡先は兄弟等で相談してなるべくスムーズに連絡がつながる人を選ぶことも大切です。

4.保証金は必要なの?

多くの病院では入院の際に「入院保証金」や「予納金」と呼ばれる一時金を預けることになっています。これ、意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

金額は病院によって様々なのですが、だいたい10万円から30万円くらいの範囲で設定されていることが多いんです。
でも心配いりません!これはあくまでも「預け金」なので、実際の入院費用が保証金より少なかった場合は、退院時にきちんと差額が返ってきます。逆に、入院費用が保証金を超えてしまった場合は、退院時に追加でお支払いすることになります。

また、入院時には「身元保証人」も必要になることが多いです。これは病院側からすると、もしも入院費用の支払いが難しくなった場合の備えとなります。万が一の時には、身元保証人の方が支払いの責任を負うことになるんですね。

入院というのは予期せぬタイミングで必要になることもあります。事前に家族と話し合って、費用面の準備もしておくと安心ですよ。

5.ふだんから揃えておきたい!入院時の持ち物

入院時に必要な書類と提出するものは以下の通りです

・診察券(カード)
・健康保険証またはマイナンバーカード
・入院申込書(入院誓約書)
・印鑑(朱肉を使うもの)
・外来で処方されている薬
・お薬手帳
・限度額適用認定証(必要時)
・食事療養費の標準負担額減額認定証(必要時)

入院時の生活用品


引用:いらすとや

モップくん(療養中)
病院の売店で購入可能な場合もあるので事前に確認できるといいですね!

・パジャマ(前開き)
・上着(カーディガンなど)
・下着や靴下(ゆったりめ)
・タオル(フェイスタオル、バスタオルなど)
・スリッパ(室内履きでもOK)
・湯飲み、はし、スプーン、フォークなど
・洗面表具(歯ブラシ、くし、鏡、石鹸、コップ)
・入浴用品(シャンプー・リンス、ボディソープなど)
・ティッシュペーパー、ビニール袋、輪ゴムなど
・ハンガー、洗濯ばさみ
・ノート、筆記用具
・病院でもらった書類を入れるファイル、封筒
・時計
・現金(盗難の恐れがあるため、大金は持たない方が良い)
・眼鏡、入れ歯入れ、入れ歯洗浄機
・衛生用品(生理用品等)
・イヤホン
・小さなカバンまたはポーチ(病院内の買い物に便利)

いかがでしたか?
いざという時のために、心に余裕を持って対応するために、事前の準備は欠かせませんね。
どうしても慌ててしまいますので、一歩先を行く「もしも」の備えになれば幸いです!



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