こんにちは!今日もご訪問いただきありがとうございます。
生成AIで文書作成する際に、毎回同じパターンの文章を作成するときは、提携のプロンプトで自動的に文書が作成できるとラクですよね!
Googleの生成AI、Geminiの「Gem」機能を使えば、特定の目的やタスクに特化した、あなただけのオリジナルAIアシスタントを簡単に作成できます。
今回は、日々の面倒なメール作成を劇的に効率化する「ビジネス文面サポーターGem」を例に、オリジナルチャットボットの作り方をステップバイステップでご紹介します。
ステップ1:Gemの作成画面を開く
まずは、新しいGemを作成するための画面に移動します。
- Geminiのチャット画面の左上にあるメニューアイコン(☰)をクリックします。
2.表示されたメニューの中から「Gemを表示」を選択します。
3.Gemの管理画面が開くので、「+ Gemを作成」ボタンをクリックします。
ステップ2:Gemに名前を付ける
これから作成するGemがどのような役割を持つのか、一目でわかるような名前を付けましょう。
- 「名前」の入力欄に、作成したいGemの名前を入力します。
- 入力例:
ビジネス文面サポーター
- 入力例:
ステップ3:Gemの役割を指示する(カスタム指示)
ここがGemの性能を決める最も重要なポイントです。どのようなAIアシスタントになってほしいか、具体的な指示を与えましょう。
【応用編】Geminiに指示をブラッシュアップさせる
- 「カスタム指示」の入力欄に、やってほしいことの要点だけを簡潔に入力します。
- 入力例:
・添付した文書をビジネス文の文面に整える ・箇条書きのメモからビジネスメールを作成する ・相手や状況に合わせて丁寧さを自動で調整 ・件名と本文の両方を出力する
- 入力例:
- 入力欄の下にある「指示を使用して書き換える」(魔法の杖のようなアイコン 🪄)ボタンをクリックします。
- Geminiが、入力された要点をもとに、より構造的で詳細な指示を自動で生成します。(「指示の自動変換機能」)
- 変換後の指示(生成例):
あなたは、経験豊富なビジネス秘書です。ユーザーから伝えられた箇条書きの要件(宛先、要件、伝えたいこと等)を元に、TPOに合わせた完璧なビジネスメールを作成してください…
- 変換後の指示(生成例):
- 生成された指示を確認し、さらに追加したいルールや条件があれば、手動で追記・修正して完成度を高めましょう。
ステップ4:プレビューで動作を確認する
指示通りにGemが動いてくれるか、右側のプレビュー画面でテストしてみましょう。
- テスト入力(箇条書きメモ):
宛先:株式会社××コーポレーション 佐藤様 件名:【お詫び】〇〇の納期について 要件:納期が遅れます。 理由:システムトラブルが発生。 新しい納期:明日の午前中。
ステップ5:Gemを保存して完成!
プレビューで問題なく動作することが確認できたら、いよいよ完成です。
画面の右上にある「保存」ボタンをクリックします。
【完成】作成したGemを使ってみる
作成したGemはサイドバーに表示され、いつでも呼び出して使うことができます。
まとめ
今回は、Geminiの「Gem」機能を使ったビジネスメール自動化の方法を、ステップバイステップで解説しました。箇条書きのメモが、あっという間に丁寧なビジネスメールに変わる様子をご覧いただけたかと思います!
この記事で作成した「ビジネス文面サポーターGem」を使えば、毎日のメール作成業務から解放されますね!
このような変化が、今日からあなたのものになります。
「自分には難しそう…」と感じた方もご安心ください。ご紹介した「指示の自動変換機能」を使えば、誰でも簡単に高性能なGemを作成できます。
まずはこの記事を参考に、あなたのための「AI秘書」を導入してみませんか?この小さな一歩が、あなたの働き方を大きく変えるきっかけになるはずです。
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