まじん式プロンプト使い方ガイド|Google AI Studio × Geminiでスライドを自動作成する方法

こんにちは!
今回は 「AIを使って自動でスライドを作る方法」として、まじんさんが考案したプロンプト を、初心者でも迷わずできるように、手順を一つひとつ解説します。

※本記事は、まじんさんの公開プロンプト(元記事はこちら)を参考に、Windowsユーザーや初心者向けに操作手順をまとめたものです。


目次

Step 0. 事前に知っておきたいこと

今回使うのは Gemini2.5Pro(GoogleのAI) です。

「まじんプロンプト」を活用する方法には、本来 Gemを作って再現性を高めるやり方 があります。
ただしその場合は

  • Gemini Proプランの加入

  • Gemの作り方に関するスキル

が必要になります。

そこで今回は、よりシンプルに 「プロンプトを一回ぽっきりで使う」 方法をご紹介します。
この手順は、初心者の方でもまじんさんの素晴らしいプロンプトを再現性高く実践できるようになっています。


Geminiのプランについて

  • 無料プラン:1日の使用回数制限あり。複雑なプロンプトではエラーが出やすい

  • Proプラン:高度なプロンプトでも安定して動作し、再現性が高い(推奨)

👉 今回の「まじんプロンプト」は Gemini 2.5 Proの使用を前提 としています。
安定して再現したい方は Gemini Proプラン加入 をおすすめします。

ただし、「まず試してみたい!」という方は、Google AI Studio を使えば無料でGemini 2.5 Proを体験できます。


Step 1. 必要なものを準備

Googleアカウント(Gmail)の設定

持っていない場合は新規作成してください。
Googleアカウント設定の方法についてはこちらの記事をご参照ください

Google AI Studioの設定

新しいタブを開いて『Google AI Studio』と検索し、公式サイトにアクセスしてください。
(※新しいタブは、今開いているタブの右上にある 「+」マーク をクリックすると開けます。)

こちらの記事にGoogle AI Studio初期設定の方法を記載していますので、ログインまでしておきましょう。(設定は5分程度で終わります)

右上の『Gemini2.5 FlashImage Preview』の表示をクリックし、『Gemini2.5Pro』を指定します。

Googleスライドの設定

さらにもう一つタブを開き、『Googleスライド』にもログインしておきましょう。
※こちらも同様に右上の「+」マークから新しいタブを追加して開けます。
同じGoogleアカウントでログインしておくと操作がスムーズです。

ここまで準備できればOKです!


Step 2. Google AI Studioに文章を読み込ませる

1,スライド化したい文章やメモをコピーして、Google AI Studioに貼り付けます。



+ボタンから「UproadFile」にして、資料をダウンロードも可能です。ただし、WordやPowerpointは取り込めません。
Wordで文章を用意している場合は、プロンプト入力欄にそのままコピーして貼り付けます。

2.以下のプロンプトを入力してください:

この文章をいったん読み込んでください

→ Geminiが「下ごしらえ」を始めます。
※AIが何かコメントしてきても、この時点では反応しなくて大丈夫です。

【プロンプト入力のポイント】

AIに文章を渡した後、指示を出すときは“ここからが文章、ここからが指示”と区切ってあげると誤解が減ります。
おすすめは、###で見出しをつける方法か、【文章】【指示】とラベルをつける方法です。」

文章を入力した後に、このように表記するとAIが「ここからが指示だな」と認識しやすくなります。


Step 3. スライド作成の準備プロンプトを入力

続いて、以下を入力します。

読み込んだ資料をもとにスライドを作成してください。そのプロンプトを今から貼るので、少し待って

→ Geminiが「次の指示を待つ」状態になります。


Step 4. まじん式プロンプトを投入!

「まじん式プロンプトを下記の記事からダウンロード

まじんさんのnote

※こちらの記事から、今回使用する『まじんプロンプト』がコピーできます。

↓↓↓「ダウンロード」をクリック

この画面の時に何を選ぶか?

 Markdownファイル(.md) になっていますので、お手持ちのパソコン環境で表示されるものは違います。

  • この画面は 「どのアプリで .md ファイルを開くか選んでください」 という案内です。

  • Windows では、その人のパソコンにインストールされているアプリの中から「候補」を表示します。
    → 私のパソコンには「Cursor」「Calibre」「Word」「VLC」などが入っているので、それらが候補に出ています。

  • Mac の場合は、例えば次のような候補が出やすいです:

    • テキストエディット(Windowsでいうメモ帳)

    • Xcode(入っていれば)

    • Visual Studio Code(インストールしていれば)

    • SafariやChromeなど、ブラウザ系アプリ(関連付けがあれば)

つまり、OS(WindowsかMacか)と、その人が入れているアプリによって、表示される選択肢は変わります

基本的には『メモ帳』『テキストエディット』『Word』『VS Code』など、文字を開けるアプリを選んでください。

※Windowsであれば「Word」で保存し、いったんデスクトップに保存するといいでしょう。

Windowsユーザーでもしこのような表示が出てきたら・・・

これは、文字化けを防ぐための「文字コード(エンコード方式)」を選ぶ画面です。

一番無難で安心なのは 「Unicode (UTF-8) です。

  • ✅ 「Unicode (UTF-8)」を選べば、日本語を含むMarkdownでもほとんど文字化けせずに開けます。

  • Windows (既定値) や他の方式だと、変な記号に化ける可能性があります。

  • Windowsユーザー → もし文字コードを選ぶ画面が出たら、Unicode (UTF-8) を選びましょう。

  • Macユーザー → 特に選ばなくても大丈夫。もし文字化けしたら、UTF-8で開き直してください。

ダウンロードした文字列をコピー&ペースト

次に、以下のプロンプトを入力します。

『添付した「system prompt.md」に忠実に従ってください。』

数分待つと、スライド用のコード(Apps Scriptで使うデータ)が出力されます。

出力されたら、コピーします


Step 5. Googleスライドでスクリプトを実行

  1. Googleスライドを開く

2.  拡張機能Apps Script をクリック

3. Apps Scriptで表示される文字を消去する

4. 先ほど出力されたデータをペーストして保存 → 実行


5.承認を求められる

実行の途中で承認を求められますので、あなたのアカウントを選択して、下の方にスクロールし、「実行」を押します。

6. 実行ログに「完了」と表示されたらOK!
スライドにAI生成の内容が反映されます。
[画像:自動生成されたスライドのサンプル]


Step 6.カスタム設定で見た目を調整

  1. スライドを生成したあとにタブをリロードしてください。

2.メニューバーに新しく 「カスタム設定」 タブが追加されています。

3.「カスタム設定」から、以下の5つの項目を変更できます。

プライマリーカラー

フォント

フッターテキスト

ヘッダーロゴ

クロージングロゴ

※それぞれの設定方法はまじんさんのnoteに詳しく載っていますのでご参考ください。

Step 6. 既存のPowerPointをAIでリメイクする

新規作成だけでなく、既存のPowerPointもAIで再構成できます。

一度使用したPowerPoint資料を、内容をリニューアルしたいときにおススメです。

  1. PowerPointファイルをGemini2.5FlashまたはGemini2.5Proにアップロード(Gemini無料プランで可)
    ※GoogleAIStudioではアップロードできません

  2. 以下を入力:

    このパワーポイントの文字部分だけを抽出してください

  3. 抽出されたテキストをGoogle AI Studioに貼り付ける

  4. あとは同じ手順(Step 2~5)でスライドを生成

これで古い資料も「リメイク」可能です。


まとめ

  • 本来は Gemを作って再現性を高める方法 もある(ただしPro契約+スキル必要)

  • 今回は プロンプトを一回だけ実行する方法を紹介

  • これなら初心者でも 再現性高くスライド作成を体験可能

どちらの方法でも、AIを活用すれば スライド作成は短時間で完了 します。
「資料作りは苦手」「時間がない」そんな方はぜひ試してみてください。

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